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ぴんころ WALKING in 小野田  第3歩

小野田セメント(現太平洋セメント)の足跡を訪ねた
我が国最初の民間事業としてのセメント製造会社

山口県吏であった笠井順八氏が

禄を失って窮乏している士族のために

井上馨の紹介で

政府より二万五千円を借りて創立した

出発 10:20
所要時間 1:55
往復 4km
万歩計 8,770歩 



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正門、奥にシンボルのRSPタワーが見える
創業明治十四年


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徳利窯
創業当初のセメントの焼成は竪窯、形から徳利窯と呼ばれる
最終的には12基が建造された
全体の高さ 17.8m
当時12基で1日約1.7トン製造
昭和60年ごろには小野田工場のみで1日1700トンを製造
大正2年に回転窯が稼働して徳利窯はその使命を終えた
国の重要文化財に指定されている


図1
徳利窯の稼働中の様子


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今も「セメント町」の町名が残っている


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お膝元の山口県立小野田工業高等学校
今まで、改築、新築の度に、小野田セメントからセメントが無償で供与された


山手1

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小野田セメント山手倶楽部の外観と応接間
4代社長がヨーロッパからコンクリートブロックの型枠を持ち帰った
その型で作ったブロックで最初に立てた洋風建造物
市の姉妹都市豪州のレッドクリフ市よりの代表が見えた時の宿舎になった
大正六年建築



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小野田セメント住吉社宅
大正13年 重役の社宅として建築
山手倶楽部と同じコンクリートブロック製側壁
現在、市民活動センター「龍遊館」として活用されている


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順八灯篭
笠井順八翁の住居にあった灯篭
今年、龍遊館に据えられた
龍遊館の瀬口館長さんから詳しく説明してあるが
唯一「順八灯篭」がないのは残念と指摘がありました
写真には撮っていましたが案内板の記述を拡大しても
読めなかったのでスルーしました


この写真を撮るのに立ち寄ったら
先日、創業者の「玄孫」さんが東京から来こられたとか
7月26日にこのブログに訪問されるので祝詞を

高祖父、順八様が造られた小野田セメントが
 今は資本金862億の業界トップのメガカンパニーになっています
    一緒に乾杯しましょう
高祖父、順八様が育てた小野田は如何でしたか
私くんざんは昔、京都や三重県におりました
  「お前の故郷はどこや?」
  「小野田です」、「それ、どこや?」
  言い直して
  「小野田セメントの小野田です」、即座に「分かった」です

一度、住吉祭りの偉人行列に参加されませんか
そして、山手倶楽部に泊まりに来てください


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住吉神社
小野田セメントの鎮守社、航海の安全を守る神
数年前から住吉祭りが復活した


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住吉祭り

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住吉祭りに使うお神輿


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奉納されたセメント樽の模型

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セメント樽と登録標章

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セメント袋(40kg)と登録標章

せめんだる

セメント樽と「セメント樽最中」
今は紙袋の中に20kgのセメントが入っている、昔は樽に入れて輸送された
老舗の和菓子屋「伝助」で「セメン樽最中」と「順八饅頭」売られている



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創業者の笠井順八氏の像

工場を見下ろす和歌山公園に座している

像は当然「セメント」で作られている

小野田市名誉市民第1号に推される


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コメント

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小野田へようおいでました

> 薫山様
> 初めまして 順八翁の玄孫にあたる 松野芳子と申します
> 龍遊館の川上さんに こちらのブログを教えて頂きました
> ご丁寧に 詳しいレポートを ありがとうございます
> 今年の5月に 生まれて初めて小野田市を訪れた際 徳利窯も 住吉神社も 山手倶楽部の中も 案内して頂きましたし
> お土産に せめんだる最中と 順八饅頭を 買って帰りました
> 来年は スケジュールが合えば 住吉祭に合わせて 小野田市を訪れることが出来ればと思っております
> 順八翁の孫にあたる 私の祖父・新(あらた)は 
> 長州藩の武家の子孫らしく 寡黙な人で 生前 自分の実家について語ることが無かったので 
> 私達・孫が 順八翁の様な高祖父がいたことを知ったのは ごく最近のことです
> この度 「笠井順八翁とその時代」というご本を頂戴しましたので これを読んで 勉強しようと思っております
> 今後とも どうぞよろしくお願い致します

おはようございます、ご訪問そしてコメントまでいただき有難うございました、昨日はお疲れ様でした、川上さんもさぞ充実した一日だったと思います。小野田セメントは生まれた時から風景の中に有りました、町内からも多くのおじさんたちがセメントに勤めていました。祖父も住吉丸という船の頭取でセメント樽を積んで大阪になどに行っていました、父も小野田工場に勤めていました。喜寿を過ぎメタボになりぴんころを目指し、初めての歩きが小野田セメントでした、たまたま龍遊館で住吉祭りの写真を貰おうと立ち寄ったのがことの始まりです。来年は是非とも住吉祭りにおいでませ、ブログの写真の順八翁のとなりにお立ちください
素敵なツーショットになります。ご訪問有難うございました。今後共よろしくお願いいたします。

詳しい説明を有難う!

先日龍遊館に来館されたのは、この写真のためでしたか?小生不在していましたが、川上さんから聞きました。順八翁のこと有難うございました。順八灯籠が入ってなのが惜しいです!また、お願いします。有難うございました。😀

こんばんは

宇部だけでなく小野田にも沢山近代史跡があるんですね。セメントというキーワード一つで、建築物・神社・銘菓と、たくさんの町おこし材料が揃っているのには魅力を感じます。

「セメント樽最中」といえば昔、鉄道雑誌で紹介されているのを思い出しました。懐かしいです~

福岡から近いという利点を生かして、九州からの観光客が沢山来れるような環境が、小野田近辺で整備されると良いですね。

Re: こんばんは

> 宇部だけでなく小野田にも沢山近代史跡があるんですね。セメントというキーワード一つで、建築物・神社・銘菓と、たくさんの町おこし材料が揃っているのには魅力を感じます。
>
> 「セメント樽最中」といえば昔、鉄道雑誌で紹介されているのを思い出しました。懐かしいです~
>
> 福岡から近いという利点を生かして、九州からの観光客が沢山来れるような環境が、小野田近辺で整備されると良いですね。

さすが全国各地はおろか海外まで乗りまくっておられるWRAさんですね
お役人に聞かせたいです
セメント樽最中は今でも力強く生き延びております
ありがとうございます
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くんざん

Author:くんざん
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 料理・水墨画・表装・DIYに挑戦しています。
山陽小野田市の旧跡を尋ねるウオーキングを始めました
傘寿を迎えてもうひと頑張り、♂です

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