2015/10/29
庚申塚の申緒を飾る
昔むかし庚申の夜は
人の体内にいる三尺(さんし)の虫が
その人の罪過を全て天帝に告げるので
この夜は言行を謹んで夜を徹して飲食をすることから始まっているらしい
我が町内は、今も、庚申組という元稲作者で祀っている
年2回、庚申組の寄り合いになっている
こじんまりと昼に各自で作ったものや仕出し弁当を取り寄せ
米の豊作、交通安全、安産、良縁、健康などを願っている
その数日後に申緒(さるお)を作り庚申塚に飾っている
我が家の前で楽しそうな声がするので覗いてみたら
美女が三人集まっていた
最近は稲わらを調達するのも難しい
町内に1軒ほど米を作っている人が居るので予約しておく
ちなみに我が家の今年の正月の輪飾りは稲藁がなくレモンハーブで作った
来年はこの申緒の残りをもらっている
分かりますか、普通の縄の編み方と違うよ
輪飾りと同じように
左編みに編んである
古い申緒を外し
新しい申緒を飾る
山陽小野田市には昔の一里塚に併用されているものも含め3基ある
庚申塚はいつも綺麗に整備されている